屋形船といえば、風流な日本の夏を楽しむものというイメージがありますが、実は屋形船は夏の花火鑑賞のためだけのものではありません。
春の桜の美しい時期には大勢の花見客でにぎわう場所があちこちに出現しますが、川沿いに植えられた見事な桜並木を船の上から優雅にお花見といった楽しみ方ができるのも屋形船の魅力です。
春のお花見や歓送迎会などへの利用にも最適で、動く個室といったイメージで、料理もバリエーションが豊富で、ブッフェ形式のものなどもあり、若い年代にも利用しやすいプランが揃っているところもあります。
しかも、一度乗ってしまえば幹事さんは料理の心配も飲み物の追加オーダーの心配もせずに済むし、一定の時間が経過したらまた乗船した場代まで送り届けてくれるし、宴会場を予約したのはいいけれど、隣の部屋があまりにもうるさい団体で場所のチョイスがいまいちだった・・・といった心配が一切ないのも魅力です。
船からの眺めを堪能しながらブッフェ形式の料理でお腹を満たすことができ、参加者にとっても幹事にとっても魅力いっぱいなのが屋形船です。
屋形船には、いろいろな種類があります。
一つ目は、「貸し切り型」。
これは、屋形船の最もオーソドックスなタイプです。10~40人ほどで2~3時間ほど料理やお酒を楽しむというように、大勢が集まる場合に向いています。いろいろな用途に使うことができ、たいていの所は通年で予約を受け付けています。
料金の相場は、昼なら6,000円から、夜なら9,000円からとなっています。
二つ目は、「乗り合い型」。
一つの船に、複数の団体が乗り合わせるというタイプです。料理などのサービスは貸し切り型と同じですが、こちらは少人数でも利用しやすくなっています。
ただし、会社によっては行っていない所もあるので、事前の確認は必須です。
料金の相場は、1万円からです。
三つ目は、「イベント型」。
講談・落語などのイベントと合わせて、船を出すというタイプです。一人からでも受け付けていることもあります。料金の相場は、各イベントによって差があります。
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